*** yukihana 「出会えたことに、ありがとう!」日記 ***
[担当エリア] 札幌
様々なスポットの季節により表情を見せる景色や、心躍る美味しいもの、そして素敵な人たち・・・
のんびりと紹介していきます。
2013年9月
- 2013/09/11[この記事のエリア] 札幌
- 「札幌のおいしい朝食」~色彩豊かな美味に感動!札幌パークホテル にて
2020年に東京での夏季オリンピック開催が決定し、日本中が沸いた翌日、41年前の冬季札幌オリンピックにて
国際ホテルとして、世界各国の方が泊まったホテルを訪れてきました。
札幌パークホテル。来年、50周年を迎える老舗のホテル。子どもの頃から札幌で長く暮らしている
私にとっては、やはり札幌グランドホテルと札幌パークホテルの存在は、身近でありつつ、ちょっと大人で特別な存在。
ロビーへと足を踏み入れた瞬間、少しだけ背筋が伸びました(笑)
フロントにはキラキラ輝く笑顔の持ち主が。訪れる人たちも、思わずニッコリしちゃいますよね。
老舗ホテルらしい洗練された動きで、丁寧かつ細やかに接客するホテルマンたちに沢山出会えました。
さて、今回も観光客になったつもりで…ホテルでのおいしい朝食をいただいてきました。
テラスレストラン ピアレ。その名のとおり、お庭に面し、自然光が燦々と差し込み、とても気持ちの良い空間。
落ち着ける席を選んでいただき、いざお料理が並ぶキッチンの前へ。
11階に日本料理のなだ万雅殿があり、そちらで和定食の朝食を出しているので、
こちらは約60種の洋食ブッフェとなっています。
まずは、手前にあったパンコーナーに目が行きました。
北海道産小麦(全粒、白角)使用のブレッド、クロワッサン、バターロール、レーズンパンなど多種。
パンの種類以上に豊富で驚いたのが、こちらのジャムの種類。いちご、ハスカップ、メロンなど
自家製の美味しそうなジャムが勢揃い。チョコバナナジャム、初めて出会ったかも~
次はキッチン前にずらっと並んだお料理たち。
こちらの温野菜料理コーナーは、わりと定番のものが多いそうです。リピーターの多い宿泊客の
皆さまから支持の高い料理を、こちらに並べているとのこと。
そしてずらっと並んだル・クルーゼのお鍋たち。本日のパスタや、ピラフなど、日替わりのメイン料理も
人気だそうです。平飼いの鶏から生まれた千歳の「はるか農園」の卵を使ったキレイなオムレツや目玉焼きも
そそられます。
たくさん並んでいるお料理全てに心惹かれながら、少しずつプレートに。日替わりのパスタやピラフ、
ふわふわのスクランブルエッグに、野菜のグリル、サーモンのつみれ。はい、欲張ってます(笑)
今回、私が一番惹かれたのは、こちらのコーナー。定番MENUではなく、その日によって替えている
お野菜料理です。そして、最も力を入れてる部分だとおっしゃっていました。一つひとつにプレートが
ないので、スタッフの方に「これは何ですか?」と伺いつつ・・・
ほんの少しずつ、ほとんどとってきちゃいました(笑)センスがないのはお許しください。
かぼちゃ、ポテト、トマト、きゅうり、トマトなど新鮮野菜のサラダ、パプリカのピクルス、
たこのペペロンチーノ、3色コンニャクのサラダ、春雨のサラダ、ズッキーニのカレー炒め・・・などなど。
本日のスープ、コーンのバターミルク煮もよそっていただき、一旦、席へ。何ともカラフルな朝食になりました。
こうやって、写真を見返しても「なんて欲ばりな」と我ながら思いますが…思った以上に簡単にお皿の上が
キレイになりました(笑) 特に野菜料理は、素材を存分にいかしつつ、濃すぎない多彩な味付けが絶妙で
一つひとつ楽しみながら味わうことができました。
と、ここで気になっていたコーナーへ。
有機玄米粥。多彩なパンも紹介したいので、最初は選ばなかったのですが、お皿に薄くよそっていただきました。
海外(特にアジア圏)の方にも人気だそうです。驚いたのは、トッピングの種類の多さ。
思わず遊んでしまいました(笑)上下引っくり返しても、どっちもお顔に見えませんか?
偶然、そんな風にみえることに気付いて、一人テンションがあがりました。
お漬物や、ゴマなどを少しずつからめながら食べたら、あっという間にキレイに完食。
こちらもお粥形式でトッピング重視で。バターロール一つに自家製ジャムを少しずつ全種類持ってきました。
(本当はクロワッサンやトーストも紹介したかったのですが、さすがに控えました)
思った通り、自家製ジャム、美味でした。これを味わうためにパンを何種類も食べたくなるかも!
ヨーグルトです。さて、この上には何をトッピングしてきたでしょう??
こちらの5種類を全て載せてきました。特に右側のはちみつは、北広島市の荒井養蜂場のもの。
色が全く違う3種類のはちみつ、味もびっくりするほど違うんですよ~
私は一番左のアカシアが好みでした。まさかホテルのバイキングではちみつの食べ比べができるとは!
2度目のヨーグルトで、先ほどのジャムをからめながら食べて、すっかり楽しくなってた私。
満腹なのは当たり前なんですが、期待以上に美味しくて、満たされた感が強い朝食でした。
お料理だけではなく、ドリンクも豊富。こんなにたくさんのフレッシュジュースに出会えましたよ!
そして食後の珈琲。エスプレッソマシーンの珈琲とどちらが人気ですか?と聞くと
「どちらも人気ですが、ポットの珈琲のほうが濃い目です」と教えていただきました。
その濃い目の珈琲を飲みつつ、お庭の緑にホッと癒されたひととき・・・あぁ、シアワセ。
「せっかくだから、お庭に出てみませんか?」料理を食べ終わったタイミングで、
今回、案内してくださった小田マネージャーに声をかけていただきました。
朝食会場から、そのまま外に出て、日光浴や、早朝散歩される人も多いそうです。
水の音が心地よく、花壇のお花も良く手入れされていました。このお庭もご馳走の一つかもしれません。
お料理の多彩さ、美味しさはもちろんでしたが、それと同じくらい感心したのが
スタッフの方たちの動きでした。お料理について質問すると、真摯に教えてくださり、たえず
心地よく食事を楽しんでいるか、適度な距離感を保ちつつも、気を配っているのを感じました。
それは当然私にだけではなく、全てのお客さまに対しての姿勢が、さすが老舗のホテル!と
感動しました。
この朝食に会いたくて、リピーターとして泊まる人も多いと思います。そこで、客室も良かったら見せて
いただけませんか~と頼んでみると、快諾してくださいました。
こちらは6階のスタンダードフロアのラージツインルーム。窓からは藻岩山と、中島公園の緑がキレイに見えます。
そして、こちらが7階のスーペリアツインルーム。絨毯やベットカバーの色で部屋の印象はこんなに
違うんだなぁと感心しながら、どちらの部屋でも泊まった光景を妄想(笑)
そして、もう一つ、案内してくださったのが~
客室最上階特別フロアの Park in Park!!ホテルのなかにもう一つホテルがコンセプトのこちらの階は
エグゼグティブの洗練された空間を提供される特別フロアだそうです。
ホテルに宿泊された各界の著名人の写真や、長い年月の歴史が興味深かったです。
次のオリンピックでは、どんな方々が宿泊されるのでしょうね。
このラウンジの窓から見える景色は・・・
日本の都市公園100選にも選ばれた中島公園が一望できます。そう、パークホテルといえば、中島公園。
実は朝食後、客室を見せていただく前に、30分ほどお散歩してきました。夏のおわり、秋のはじまり…
何度も歩いたことのある公園ですが、この日は観光客として初めて札幌に来た気分で・・・
そう思いながら新鮮な目で見ると、ますます魅力的に感じました。
Kitaraや文学館なども、すぐ近くにあるし、都心にありつつも、こんなに豊かな自然と、数々の芸術とも
出会える・・・パークホテルに宿泊される方のなかには、早朝やチェックアウト後に荷物を預けて
公園を散歩する人たちがたくさんいるそうです。
ここからの季節、どんどん木々の色が変わり、とても美しい光景に出会えます。
観光スポットの一つとして、札幌の思い出が色濃く残ってくれそうですよね。
そんな札幌パークホテルの基本情報はこちらを!
そして、宿泊プラン一覧は、こちらを!
公共交通機関を使って来られる方にとっては、札幌駅から地下鉄で6分の中島公園駅とほぼ直結して
いること、車で来られる方には、客室以上の台数が収容される屋外駐車場があること(RVも大丈夫)などなど
利点がいっぱい。 素敵な一面をたくさん見せていただき、いつか泊まってみたいホテルになりました!
2013/09/11 14:28札幌