*** yukihana 「出会えたことに、ありがとう!」日記 ***
[担当エリア] 札幌
様々なスポットの季節により表情を見せる景色や、心躍る美味しいもの、そして素敵な人たち・・・
のんびりと紹介していきます。
- 2012/10/11[この記事のエリア] 札幌
- 秋の 札幌芸術の森 を歩いてみませんか?
3連休の最後の日、ムスメと札幌芸術の森に行ってきました。
ムスメの記憶には全く残っていませんでしたが、ここは赤ちゃん時代に
何度かドライブがてら訪れては散歩したり、年に何度か開催されている
アートマーケットに友人が出展しているところに来たりしていた場所。
とはいえ、考えてみると2年ぶりくらいだったかも。
自宅から、こちらまで道が渋滞していなければ30分圏内。
駐車料金が一台500円なのですが、6枚綴りの回数券が1000円なのでお得。
使用期限がないので、オススメですよ~
お天気も良かったし、野外美術館をメインにしました。それこそ野外美術館を
歩くのは~15年ぶりくらいかも!こちらは大人700円、中学生以下は無料です。
プラス100円で展覧会のチケットも購入できるとのことで、共通券を購入しました。
さて、入場したとたんに走ったり、芝生に寝転んだりと自由な4歳児。
自由な感性で、様々な作品とお友達になってるようです。
ボランティアの方が無料で作品説明をしてくれるガイドのサービスもありましたが
今回は自由に歩くことに。でもすれ違ったときに聞こえてくる言葉は、すごく
分かりやすく、思わず聞き入っちゃいました。次回、お願いしてみようかなぁ。
その人の自由時間や、年齢などによって、オススメのコースを案内してくれたりも
するそうです。ま、今回は、とっても楽しそうだったからいいか(笑)
野外美術館には全部で70以上もの作品が。全部みてまわったら1時間半~2時間
くらいかかるそうです。気ままにぶらぶらと歩くことに。
のど○○○とはなのあな というインパクト大な題名に大喜び。
はなのあなから見える世界は~
ぷっ、可愛い(笑)様々な角度から見たり、触ったり~の自由さが楽しい!
キリンさんの可愛らしさに喜んだあとは~
軽くいらっとするポーズ(笑)
この作品の作家である「佐藤忠良記念子どもアトリエ」へと足を踏み入れました。
館内には家族や子どもをモチーフにしたブロンズ彫刻・素描などの作品が。
ふっくらとしたぷくぷく頬っぺたの時期の子どもの像。可愛い!
また図書コーナーでは、私が子どもの頃に読んだ絵本「大きなかぶ」などと再会。
こちらでは、ワークショップも開かれていて~幼稚園児にもできるプログラムが
「粘土で彫刻」。「やりたーい!!」の声に負けて、作らせてみることに。
講師のつかないプログラムなのですが、最初の粘土をこねるところまでは
一緒に見ていただけます。
「(幼稚園で)やったことあるもん!」と大いばりで宣言していましたが、最初は
どうやってカタチを作っていっていいか分からず粘土をいじいじ~
手は出さないでおこうって思ってたけど、私も一緒に粘土と戯れてきました(笑)
気づけば1時間以上、この空間にいた私たち~没頭して作り上げたのは・・・
ムスメ作の、うさぎ、宇宙人(最初は建物を作るって言ってたけど)
何故かウィンナー・・・そこにヒヨコ2羽&共同制作のハートのオブジェに
顔(ムスメいわくお友達の顔)をくっつけたもの。
これをどうやって、どこに飾るかは、必死に考えないようにした母(笑)
とりあえず満足そうなムスメ。これまた自信満々でお姉さんに見せていました。
「わぁ、ずいぶんたくさん作ったねぇ」と褒められニコニコ。そして荷物が増えました~
外へ出ると、ちょっとだけ風がひんやり。でも、芸術作品と一緒に秋のかけらを
見つけるのが楽しい。
どんぐりに栗、キレイ色の落ち葉。この季節、ここを歩くの楽しい。
歩きつかれたら、芝生に寝転んだり、持参したオヤツを食べられちゃう美術館。
こんなところ、なかなかないですよぉ~
15年以上前に友達と訪れたときに、一番印象に残っているこの作品とも再会。
そうそう、同じポーズの若かりし自分の写真があるわ(笑)~と、懐かしくなりました。
ちなみに今回ムスメが一番気に入ったのは、こちら。
三角ドームのなかで反響する自分の声を楽しんだり、水路に笹舟作って流したり~
しばらくここから離れませんでした。
野外美術館を出たあと、展覧会は私一人で後日楽しもうと思っていましたが
すっかり楽しくなったムスメは帰りたくないモードに。
ゼッタイ大きな声を出したり、走り回ったりしないこと!と指切りして一緒に行くことに。
展覧会会場の美術館に入る前に中庭と池にあった巨大なインスタレーションは
ダム・ダン・ライColor Exolosion~色彩爆発~ だそうです。大小4つあり、
「あれがパパで、こっちがママで、これがわたしで、コウタ(犬)はこっち」と
我が家の家族にあてはめて見ていたムスメ。なるほどね~
さて、パラレルワールド冒険譚、こちらは当然撮影できませんでしたが、大満足。
札幌・北海道を中心に活躍する作家たちの表現を通して体感した不思議な世界。
絵画、彫刻、写真…様々な表現方法で、次の部屋ではどんな世界に会えるのかなと
終始ワクワクしっぱなしの時間でした。
一つだけ皆様に紹介できるのが~会場エントランスロビーの壁面に描かれたこの作品。
今回の出品作家でもある果澄さんの絵画。先月末にライブペインティングされたそう。
見てみたかった~!彼女が繰り広げる独特な色彩は、私もムスメも大好き。
すごく満ち足りた気分で会場をあとにしました。
この展示会は11月4日(日)まで行われているようです。ぜひ出会ってみてください。
ここから色鮮やかに紅葉していく時期。お散歩スポットとしても最高ですよ。
今回は時間がなくて覗けなかったけど、工芸館では「北欧のテーブルウェア」を
展示していたり、クラフト工房では、ふらっとクラフト体験(300円~2000円)が
できたりと、様々な楽しみ方ができそうです。
今回改めて、市内にこんなスポットが~と魅力再発見。こちらも大人だけでも
子どもと一緒でも改めてよい場所だなぁと実感しました。
2012/10/11 22:03札幌