主婦バスガイド花子でございました!
[担当エリア] 札幌
北海道情報あれこれをバスガイド目線で紹介しちゃおっ
2017年1月
- 2017/01/26[この記事のエリア] 帯広・十勝
- 「元気な十勝」体験ツアー@ウインタークルージング!
「元気な十勝」体験ツアー、最終日です。
お世話になった、十勝川温泉「観月苑」さんとお別れです。
この日の朝は、ずいぶんとしばれまして…
気温はマイナス15度。
空気はピーンと張りつめ、冷たさが肌にささります…
樹氷、霧氷、そしてダイヤモンドダストにけあらし…
今年で一番の寒さを体感しました。
さすが十勝!
この寒さが、この上なく美しい景色をつくりだしてくれるのです!
シベリアから渡って来たハクチョウが羽を休めています
息をのむほどの美しさって、このことをいうのですね…
街中を流れる帯広川をゴムボートで下ります。
「ウインタークルージング」体験!
「イチ・二」「イチ・二」と声をあわせ、皆さんとパドルを操作
そのうちに、トイレに行きたくなり…
それどころではなくなりました…
幻想的な景観や雰囲気をぶち壊すよーに「すみません、もうガマンできません」「あと何分ですか」
乗り合わせた皆さん、ゴメンナサイ…
前のボートを抜いて、先にゴール!
体験後は
あったかいコーヒーと六花亭「サクサクパイ」
サクサクの賞味時間3時間!
あったまる~
サクサクおいしい~
さて、先月8日にOPENしたばかりの「ガーデンスパ 十勝川温泉」へ
施設内には十勝の味覚が堪能できる4つのレストランや農産物の購入ができるマルシェや
チーズや生ハムづくりがたのしめる体験工房などもあります。
私は、冷えた体を温めたいのでスパへ!
ここは混浴!でも、男女ともに水着着用なので…安心?
水着、バスタオルも入浴料に含まれていますしスキンケア類も十勝川温泉成分の入ったオリジナルなものが用意されていました
内風呂の他に、露天風呂、そして水の遊び場(プール)もあるので、老若男女を問わず家族でも恋人同士でも…
みーんなで楽しめちゃいますよ!
♪いで~ゆ いで~ゆ とんとろ 十勝川~
「十勝川温泉小唄」をハミング~笑
湯上りはお決まりのソフト!
カマンベール味ソフトクリームですよ~
ひゃー、美味しすぎました!カマンベールチーズそのまんまの味!
今、ソフトクリームを食べたばかりなのに…
「大地の匠」さんで十勝(芽室)の牛を食べました。
うーーん、満足!
やっぱり、旅に出ると太るって…本当みたい。
食後は、黄色いバスの十勝バスさんに帯広駅へ送っていただき十勝とお別れです!
3日間お世話になった皆さま、ありがとうございました!
おまけ
十勝川温泉の冬のイベント「彩凛華」が始まりました!
詳しくはコチラから(2月26日まで)
2017/01/26 19:20帯広・十勝
- 2017/01/26[この記事のエリア] 帯広・十勝
- 「元気な十勝」体験ツアー@タウシュベツ川橋梁
2日目のメインはタウシュベツ橋見学ツアー!
凍った糠平湖を横断し「タウシュベツ川橋梁」を見に行きます。
雪の中を、スノーシューを履いて往復4キロ(3時間)歩きます。
「犬そり」も「馬そり」もありません…
ぁ…トイレもありません。汗
ただ、ひたすら橋を目指して歩きます…
朝から水分ひかえて、挑みましたよーーーっ!(橋を見に行くのは、2009年2月以来2度目です)
「旧国鉄士幌線」跡です
ポツンと1本残された巨木(推定樹齢250年)が、かつてこの辺りが「木材のまち」として賑わっていた頃の面影をとどめています。
この木は、中が空洞だったため切られずに残されたのだそーです。
昭和15年、周辺山林で伐採した木材を運ぶ目的で開通したのが旧士幌線(帯広-十勝三股)。
その頃の日本は、太平洋戦争前夜の時代~
鉄は軍備に使用するためわずかしか使用できず、コンクリートを主としてつくられたのが「タウシュベツ橋梁」
木材を運ぶ列車に耐えられるようにと、この形(アーチ橋)になったのだそうです
その後、
国道の整備や木材資源の減少によって廃線になり、糠平ダムが完成するとタウシュベツ橋は湖底に沈んでしまいます。
林をぬけて、ようやく湖上に…
とても珍しい「きのこ氷」も出現!
鉄道の廃線により、アーチ橋も解体の危機に陥りますが、地元住民が主体となり「ひがし大雪鉄道アーチ橋保存会」を発足。
町が、34の橋と線路跡を譲りうけることになりました。
6-10月は水位が増すので湖底に沈み、1月頃に出現する「幻の橋」
最近は特に老朽化が進み、いつ崩落してもおかしくないのだそうです…
確かに、近くで見ると8年前よりはだいぶコンクリートが欠けているようです
太い針金のような鉄も、むき出しになっています
日本の「産業遺産」そして「北海道遺産」であるタウシュベツ川橋梁
いつまでも残しておきたい日本の、北海道の宝物。
ツアーのようすは、その日の「十勝毎日新聞」夕刊でも大きく紹介されました
たくさん歩いた後はランチタイムです。
廃校になった小学校(東居辺小学校)を再利用したレストラン「トバチ」さん
寒いところから、急に暖かい室内に入り…ホッペが真っ赤に…
十勝ハーブ牛を100%仕様した手ごねハンバーグ!
ジュ―ジュ―と、鉄板の上から聞こえる「おいしい音」を聞きながら完食です。
「ごちそうさまでした!」
小学生仕様の、低い位置の手洗い。
ここを見なければ「旧小学校」とは気が付かない、おしゃれなレストランです!
つづく
おまけ
十勝川温泉の冬のイベント「彩凛華」が始まりました!
詳しくはコチラから(2月26日まで)
2017/01/26 12:20帯広・十勝
- 2017/01/23[この記事のエリア] 帯広・十勝
- 「元気な十勝」バスツアー@ジュエリーアイスの大津海岸
1月18日‐20日まで3泊3日で、十勝総合振興局主催の「元気な十勝」モニターツアーに参加してきました。
昨年夏に3度の台風で観光面でも大きなダメージを受けた十勝を「元気ですよー」とPRするのが目的。
十勝でしかできない冬の体験、冬ならではの十勝の景観を堪能してきましたよ~
まずは、昨年12月22日に復旧した待望の「特急おおぞら」で、帯広へ向かいます!
列車でGO~!(ってゲーム、ありましたね)
およそ2時間半の移動で帯広駅に到着。
列車内では、とにかく眠りました…
ここのところ毎日、朝早く夜遅い仕事が続いていたもので~
だんだん疲れが取れにくいお年頃ですので、休める時に休んでおかなくちゃね。
黄色い「十勝バス」さんに3日間お世話になります。
1番後ろの席が指定席…汗
空港へも参加者をお迎えに行きます。
サイロの時計塔が、いかにも十勝って感じですね!
確か、この建物は黒川紀章さんの設計だったはず!(バスガイドさんの案内ポイントね)
奥さまは若尾文子さん!
ま、どーでもいいか…
空港ターミナルビル内に、ばん馬が…笑
ほぼ、実物大なんですって!1tを超える馬も珍しくないですからね。
ばん馬は、マッチョで格好良し!
帯広市から幕別町を通り豊頃町へ
ヒャッホ~!十勝晴れです!「ほっかいどうはでっかいどう~!」って、心の中で叫ぶ!
そうして着いたところが…
最近「ジュエリーアイス」で話題の大津海岸。
十勝川の河口です。
十勝って…とにかく寒い!1月~2月にかけて気温がマイナス20度以下になることも珍しくないんです。
さて、砂浜一面の氷はというと…
結氷した川の氷が1度海へ放浪の旅に出て…波にもまれ角が取れて丸くなる…
そして、満ち潮になると海岸に打ち寄せられたものだそうです。
うんちくを語ると…なんだか美しさ半減。
まずは、写真をごらんください!
あ・・・BGMにドリカムの「星空が映る海」を流しながら読んでね!
「海と氷と空と…」
氷の大きさも、畳大から手のひらサイズまで…
手のひらサイズのものを、誰が名付けたのか「ジュエリーアイス」というのだそうです
「ジュエリーアイス」ステキな響き
朝日や夕陽に照らされた「ジュエリー海岸」(大津海岸)を想像してみる
ここにしかない、日本唯一の景観!
ジュエリー海岸でプロポーズ!
いいかも…
例えば・・・
氷のダイヤモンド!大好きな人にもらえたら…女子ならきっとうれしい!笑
(手が、しわくちゃ…年齢かくせない。汗)
すごい!何カラットあるんだろう~
とってもとってもキレイでしたが…
とってもとっても寒いです。
完全防備でお出かけくださいませ。
その後はワイン城へ(池田町)
山野に自生する山ぶどうに目を付け、自治体として初めてワインの製造販売に取り組んだ池田町の取り組みについて説明を聞きます
そして、お楽しみ!試飲コーナーへ
お腹の中が、ふわっと温まりました
バスの中では「バナナまんじゅう」をごちそうになり…
糠平館観光ホテルに到着です
雪見の露天風呂で体の芯から温まります~
♪いい湯だなぁ~ははは~ん~
つづく!
おまけ
十勝川温泉の冬のイベント「彩凛華」が始まりました!
詳しくはコチラから
2017/01/23 09:31帯広・十勝