道東撮影紀行
[担当エリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
根室管内在住フォトグラファーのフォトブログ。
- 2016/06/27[この記事のエリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
- シェフ貫田による「道東素材の料理教室」
シェフ貫田がスーパーの食材で料理を作ると…こんなになっちゃいました!
…お仕事で再び中標津を訪れた、「シェフ貫田」ことフードディレクター 貫田桂一さん。シェフのご好意で料理教室を開いて、その料理で夕食会をすることになりました。
料理教室は午後1時半集合。午後6時までに15人分の料理を作ります。
まずは料理教室参加者で、まかないのパスタを作りました。
「Spaghetti con fungo al pomodoro」キノコとトマトのスパゲッティ。キノコはヒラタケを使用しました。
到着してすぐに作れるようにと材料を教わっていたので試作してみたのですが、材料は同じでも、手順が違うとソースと具の絡み方が段違いです。ヒラタケも手順をきちんと踏むと、味が引き立ちました。
お腹が満たされたら、町内のスーパーへ。
今回のテーマは
「町内で普段手に入る食材を利用してシェフが料理するとどうなるか?」
町内の2店を巡り、厚岸町の塩時鮭やかみふらのポーク、前の週に漁が始まったばかりのホッカイシマエビなどを購入しました。シェフおすすめの塩もありました^^
会場へ戻って調理開始!料理教室には大人5人と小学生4人が参加しました。15人分の料理をレシピと工程表で確認しながら作っていきます。小学生も包丁や業務用ガスコンロの前に立って調理に挑戦しました。
参加者に作り方と調理のコツを伝えながら、シェフも調理。炎の料理人!
夕食会の時間になると、日中さまざまなイベントをこなした人たちも到着!ワイワイと料理を仕上げました。チーズやワインの持ち込みも加わって、いつも買い物をしているスーパーの食材がこんな華やかなメニューになりました!
まずは「道東産・魚介類のオードブル・サラダ」6品。写真は花咲ガニとジャガイモを合わせたものです。ホッカイシマエビやカニをジャガイモと和えて食べるという贅沢な料理ですが、ジャガイモにもかなりの手間をかけています。生のタマネギは辛味が消え、マリネは酢の強さがなく、優しい味。甘みがあるのに砂糖を加えていないのです。不思議~。小学生が炒めたニンジンのマリネも、シャキシャキして美味しいと大人から褒められていました。
途中で焼き上がったのは「道産ポークのひと皿、スペアリブのローストとジャガイモのフリット」。3時間の下準備で中は柔らかくなり、外はフライパンとオーブンの合わせ技でカリカリ!肉嫌いと聞いていた子も食べていましたよ!
中標津産小麦「春よ恋」のパンも登場。生産者さんのお話を直接聞くことができました。
デザートには、今回来ることができなかった奥様「まさちゃん」お手製のパウンドケーキ。一口一口がギュッと満たさせる味。次はまた一緒におしゃべりしたいなぁ…
大人は異業種交流会の様相で盛り上がり、子どもたちは自分たちが手をかけた料理を「おいしい」と連発しながらおかわりしていました^^
貫田桂一さんという方は、「道産食材の魅力を引き出す」料理人としてはもちろん、美味しい料理の作り方を「わかりやすく教える」技術、「食に興味を持ってもらう話術」を持ち合わせていて、しかも大人数でも少人数でも、子どもも大人も引き込む魅力を持っているのですよねぇ。
夢のような時間があっという間に過ぎたのでした。
シェフ、料理と楽しいおしゃべり、ごちそうさまでした!
2016/06/27 15:19釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室コメント(2)
REIKOさん、
掲載、ありがとうございます。すぐ、気づかないですみませんでした。
楽しい半日でしたね!子どもたちも十分戦力になりましたよ。
バッチリおいしい料理ができて、盛りつけも、すばらしいものになり、最高の食事会でした。
まさちゃんのフルーツケーキもアップしてくれて、うれしいです。
また、時間がとれたら、やりましょうね!
2016/07/01 19:37
このたびはありがとうございました☆
新たなつながりと食の輪が広がって、子どもたちはシェフの料理と魅力にすっかりハマっていました^^
次の開催、いつでもお待ちしています~!
2016/07/01 23:17