道東撮影紀行
[担当エリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
根室管内在住フォトグラファーのフォトブログ。
- 2015/11/07[この記事のエリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
- 12人の作家が描く 100%天然のクレヨンと絵の具の世界
【廃校がイベント会場! 月の森「冬支度」】
2015年11月7日~8日、 標茶町の旧 中虹別小学校で行われるイベント
月の森「冬支度」。一足先に会場を見せていただきました。
【西別岳のふもとにあった小学校が会場】
道路からの目印はこの看板。
このブログで何度かご紹介している手作りクレヨン工房 Tuna-Kai(トナカイ)さんのお隣が会場なのです。(工房は元教員住宅)
白樺並木も冬支度。
校章がそのまま残っている中虹別小学校。
中は、持ち主の方が7年かけて塗ったという白い世界。
床は懐かしい雰囲気が残っています。
【Tuna-kaiで広がる12の世界】
今回の目的はこれ。トナカイさんのクレヨンと絵の具を使った作家展です。
抽象画や繊細なもの、クレヨンを何度も塗り重ねたり、溶かした(溶けた)もの。作家さんによって個性が出ています。
子どもも楽しい、こんな作品もあります。(これは上半身がシマウマの「クアッガ」という絶滅した動物なのだとか)
実は、この絵を見せてもらいに来たのです。
描いたのは、旭川市在住の漫画家「ヤマモトマナブ」さん。
出会ったのは10年以上前。Tuna-kaiさんとの縁がきっかけで、こうして再び彼の絵を見られるとは!
ヤマモトマナブさんの作品はこちらをどうぞ→SNOW WHITE ヤマモトマナブ
12人の作品は、ぜひ会場で実物をじっくりとご覧下さいませ…
【雑貨あり、お菓子あり、ワークショップあり…?】
明日からのイベントへ向けて、一部では準備が始まっていました。こちらは酪農家さんが趣味で集めているという絵本です。
原語と日本語版の2種類。
絵本を開くと、レースのように切り取られたページが!
これは小さい子には触らせられない…!?
古道具や、手紡ぎ・手織りの作品もありました。
【地域の歴史を今に伝える”月の森”】
学校の教育目標に「仕事」、校歌の歌詞には「西別おろし」。きっとこの学校のこどもたちは、西別岳から吹き下ろす風に耐えながら家の酪農の仕事をしていたのでしょうね。
■ 月の森 「冬支度」
2015年11月7日(土)~8日(日) 10:00~16:00
旧 中虹別小学校
標茶町虹別原野704-1(手作りクレヨン工房 Tuna-Kai隣)
おまけ。クレヨンは秋仕様になっていました。
Tuna-Kaiのノートもできていました~。
2015/11/07 00:22釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室