道東撮影紀行
[担当エリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
根室管内在住フォトグラファーのフォトブログ。
- 2014/04/06[この記事のエリア] 網走・紋別・北見・知床
- 春の網走・オホーツク流氷館・天都山展望台へ
久しぶりに山を越えてドライブしてきました。
網走市天都山(てんとざん)にある『オホーツク流氷館』。
・・・が、入る前にこの標柱に導かれて目を向けると
パノラマでも表現しきれない絶景が待っていました。
(クリックすると拡大します)
向こうに見えるのは知床・ウトロ。
この間までは、この坂をチューブで滑り降りることができたとか。
『いいなぁ…』
流氷館に入り、ちょうど上映直前のパノラマシアター(12分間)で網走の四季を見ます。
流氷はもちろん、エゾスカシユリやオオワシ、クリオネなどの解説を
『料理バンザイ!』(古いか…)の俳優、滝田栄さんが担当。
年数を重ねて、テロップが出てこなくてもこのあたりの花や生物の名前がわかるようになってきていて
息子には尊敬されました^^
『料理バンザイ!』(古いか…)の俳優、滝田栄さんが担当。
年数を重ねて、テロップが出てこなくてもこのあたりの花や生物の名前がわかるようになってきていて
息子には尊敬されました^^
いよいよメインの『流氷体験室』へ。
マイナス18度前後だそうです。
入る前に渡された濡れタオルはぐるぐる回すと見事に凍りました。
次の冬には遊んでみよう。
(と思いつつ、本当の冬にはそんな気持ちの余裕はなかったりする)
(と思いつつ、本当の冬にはそんな気持ちの余裕はなかったりする)
展示されている流氷の入れ替え作業紹介。
触ったり自然に蒸発するので入れ替えているそうです。
部屋を出ると大量のクリオネが待っていました。
海水を取り替えると、海水中のプランクトンを栄養にして
エサ(リマキナ)は年1回、または食べなくてもよい個体もいるとか。
エサ(リマキナ)は年1回、または食べなくてもよい個体もいるとか。
他にも
ナメダンゴや
フウセンウオ。
海中100m~200mにいるという生き物に出会えたのであった。
海中100m~200mにいるという生き物に出会えたのであった。
部屋を移動して、流氷の一生を学ぶ。
赤ちゃんのハイハイくらいの速さで、2ヶ月かけて流れてくるそうです。
オホーツク海の水は水深が浅く、陸に囲まれていることで
川からの水で塩分の薄い水と塩分の濃い水の層ができ、
上の層が凍るそうです。
道東でも流氷が来る前に沿岸が凍るのは、同じ原理なのですね。
川からの水で塩分の薄い水と塩分の濃い水の層ができ、
上の層が凍るそうです。
道東でも流氷が来る前に沿岸が凍るのは、同じ原理なのですね。
そのあとは
ここは天都山。
つまり山のてっぺんにある展望台で沖にいる流氷を見たり
つまり山のてっぺんにある展望台で沖にいる流氷を見たり
(こどもが高いのが怖いのは遺伝なのだろうか)
まだ凍っている湖を見たりしたのでした。
なお、ちょっとだけ紹介されていて面白かったのが
モヨロ貝塚で発見された、オホーツク文化。
土器の柄を見ると、わたしの住むあたりで発見された土器とは違うのです。
モヨロ貝塚館 は2013年5月にリニューアルオープンしたそうなので
今度寄ってみたいな。
〒093-0044 北海道網走市天都山245番地1
電話 0152-43-5951
開館時間
8:00~18:00(夏季4月~10月)
9:00~16:30(冬季11月~3月)
定休日 12月29日~1月5日*
*年末年始(12月29日~1月5日)10:00~15:00は臨時開館
オホーツク流氷館 入館料金(消費税込み)
※消費税8%
大人 540円
高校生 430円
小・中学生320円
※天都山展望台は無料です
2014/04/06 18:53網走・紋別・北見・知床