道東撮影紀行
[担当エリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
根室管内在住フォトグラファーのフォトブログ。
- 2013/11/02[この記事のエリア] 釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室
- 矢野直美さんと鉄道遺構・駅逓を旅する♪【カメラ女子会&別海グルメツアー】その4
尾岱沼(おだいとう)をあとにして向かったのは「奥行臼(おくゆきうす)」
国指定史跡 「旧奥行臼駅逓所」
駅逓(えきてい)とは、鉄道の未発達だった北海道で宿や馬を提供した場所。
このツアー後、10月末で閉館して来年度は整備工事に入るそうです。
言われてみれば、歪んでる。
駅逓は明治43年(1910年)開設。
当初は山崎藤次郎の自宅を、その後明治末~大正初期に現在の入口、大正9年に2階建ての増築を経て今の形になっているそうです。
歪んだのを見納めにパチリ。
ホント、古いモノを維持するのは大変です。
それでも遺そうとしているのは素晴らしいことだと思います。
こんな素敵な空間が、子どもや孫の世代に伝えられますように。
さて、いよいよ フォトライター 矢野直美さん の本領発揮♪
今回は別海町教育委員会の学芸員さんが同行、解説をしてくださいました。
一室に飾られていたジオラマを特別に間近で見られることになると
早速マクロ撮影^^
このジオラマの軌道は外に実物があります。後ほど。
旧奥行臼駅逓所
旅はまだ続きます。
次に向かったのは 別海町指定文化財 奥行臼駅。
かつて根室管内を走っていた標津線のうち、現存している駅舎です。
ここからは矢野さんの撮影していたものをパチリ。
これは泉川駅から持ってきたという運賃表。
これは後ほど見る村営軌道の乗車券。
時刻表。
5つ玉そろばん。
へ~、こういうところに目がいくのかぁ。
外ではカメラ女子撮影会が始まっていました。
平衡感覚が狂いそうなくらい斜めになった電柱と駅名標。
ここは線路が残されています。
ここでも矢野さんの撮影方法を教わりました。
線路の上にカメラをくっつけて撮ってみたり
落ち葉と線路を組み合わせてみたり。
このあと村営軌道、そして鉄道記念館へ向かいます。
長くなったのでまた次回。
2013/11/02 19:35釧路・阿寒・川湯・屈斜路・根室