いっしょに、ね!~三角山放送局から~
[担当エリア] 札幌
札幌市西区のコミュニティFM・三角山放送局が、地元グルメ・文化・地域の情報を発信します!
- 2010/10/15[この記事のエリア] 札幌
- 福祉のまちづくり賞を受賞しました!
こんにちは
三角山放送局の田島(たしま)です。
さ、さむい・・・。先日、雪虫も目撃しましたし、そろそろ雪の季節
はぁ、先が思いやられます。
さて、今日は、ある表彰式に出席してきましたよ。
なんと、私たち三角山放送局は、
北海道福祉のまちづくりコンクール・福祉用具部門を受賞しました
今日、10月15日(金)から17日(日)まで行われている、
『いきいき福祉・健康フェア2010』のイベント内で、表彰式があり、行ってまいりました。
受賞した福祉用具というのは、バリアフリーな放送機器、
『エンジェルブレス』と『ブルブルキュー』です。
『エンジェルブレス』とは・・・
手や指が不自由な人が呼気(息)でスイッチを入れることができるマイクスイッチ。
これまでは、ディレクターの合図(キュー)の後に、介助者がカフという
マイクスイッチのレバーを手で押し上げてマイクをオンにしていましたが、
エンジェルブレスがあれば、自らスイッチを入れることができるのです!
自分のタイミングでマイクをオンに出来るので、トークにも入りやすく、
スムーズな放送を行えるようになりました。
エンジェルブレスを使って放送している、山本博子さん。
『ブルブルキュー』とは・・・
腕時計型の振動装置です。
放送中、パーソナリティは、ディレクターの合図で、コミュニケーションをとります。
しかし、目の不自由な人は、そういったディレクターの指示がわかりません。
そこで、振動で合図を送る機器を開発しました。ディレクターがリモコンで
合図を送ると振動が伝わり、しゃべり始めるタイミングがわかるのです。
ブルブルキュー本体とリモコン。
三角山放送局は、『いっしょに、ね!』の合言葉の元、健常者だけではなく、
障害を持っている方も開局当時からのパーソナリティとして活躍しています。
誰もが、マイクの前で思いを伝えることができる放送局、それが三角山放送局です。
しかし、放送する際に使うマイクスイッチなどの放送機器は、健常者用にしか
作られていませんでした。
そこで、数年前、よりスムーズな放送を行うため、『無いものは作っちゃえ!』と、
北海道立工業試験場さんと共にバリアフリーの放送機器を開発したのでした。
そして、この度、その放送機器が賞を受賞したのです。
今日の表彰式。
代表して、三角山放送局・社長の杉澤が登壇
わかります?前の列の一番右端です。
アップでどうぞ
この『北海道福祉のまちづくりコンクール』は、
平成10年『北海道福祉のまちづくり条例』の施行に伴い、スタートしたそうです。
福祉的配慮に優れた事例を道民に紹介、普及啓発を図ることを目的に実施されているそうです。
今回、公共的施設部門、活動部門、福祉用具部門と3部門あり、その中の福祉用具部門を
受賞したというわけです。
実は、三角山放送局、平成16年にも『福祉のまちづくりコンクール』で、
ソフト部門・最優秀賞をいただいております。
2回もいただいちゃいましためでたいですね
表彰式には、開局からパーソナリティを務めてくださっている、
福田浩三さんにも出席してもらいました。
網膜色素変性症の福田さん。足元には、心強いお供の盲導犬・セディが寝そべっています。
福田さんのそばでじっと待つセディ。
だけど、ちょっと気を抜くと・・・
うとうと・・・はっ!目が半目に・・・そして夢の中へ(笑)
表彰真っ只中の杉澤社長。
最後に、受賞者全員で記念撮影
表彰式は、会場の皆さんのあたたかな拍手と共に無事、終了しました。
『よかったねー』とニコニコ笑顔で、表彰式を終えた私たち。
記念にパチリ
左から、木原会長、福田さん、セディ、杉澤社長。
私も、入ってもう一枚
いただいた表彰状は、こちら
これからも、『いっしょに、ね!』の精神で、地域に根ざした放送を目指します!
ありがとうございました!
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合言葉は、いっしょに、ね!
FM76.2MHz三角山放送局
インターネット放送もやっています
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2010/10/15 20:00札幌コメント(2)
福祉のまちづくり賞、おめでとうございます!(パチパチパチ)
でも杉澤さん顔を「アップでどうぞ!」と言われても・・・・・(笑)
2010/10/15 20:25
もえぱぱさん!
ありがとうございます!
杉澤マニアの為にも、アップ画像を掲載(笑)
2010/10/18 09:31